猫の喪服

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「博士の異常な愛情」のポスターを剥がしたら、壁紙が破れて親指大の穴が開いた。
真っ白な壁面のちょうど真ん中あたりにぽっこりと、内側の灰色が露出している様を視界の隅にふと捉えた瞬間、嗚呼!蜘蛛かゴキブリかあわわ!と狼狽え、ああ、ちがったよかった、と胸をなで下ろすという無駄な脳内やり取りをくりかえしている。
最近では単なる壁紙の穴であるソイツが異常な存在感を発揮し、蠅の亡霊のごとく毎晩僕に話しかけるのである。

ところで、これほどの存在感を有する「壁紙の穴」は、"存在"するか否か。








眠れないのでぼーっと漫才を見ている。
いとし・こいしになりたい。




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コメント(3)

どれくらいの敷金払ってるかしらないけど
穴埋めないと
壁紙一枚分の値段引かれるからね。笑
発泡スチロールとパテで埋めれば安上がりだお。

そうだよね。
そんなにきれいに使ってる訳ないもんね。
むしろ、どうだと言わんばかりに
何もしないのが面倒臭くなくていいよね。

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プロフィール

             

平田澱
Hirata Yodom

妄想絵描き。
旧名「堕澱」
好きな物は氷砂糖。
欲しい物は人体模型。

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個展がやりたい。

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